北海道で気温上昇　関東は冷たい雨風でヒンヤリ

12時の時点で最高気温が25℃を超えた夏日地点は121地点に達し、その多くは南西諸島と北海道に分布しています。
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本州南岸の低気圧や前線から離れた北海道では朝から晴天が広がり、上空の暖気の影響で内陸部を中心に気温の上昇が顕著になっています。道内で最も高い気温は上富良野の28.2℃、札幌でも26.9℃を観測して夏日になっています。
強い日照に加えて上空約1,500mに流れ込む+12～15℃という暖気が昇温を促しました。

一方、低温が顕著なのは関東で、雨と低気圧がもたらす冷たい北東風の影響で気温が上がりません。東京の最高気温は0時37分に観測された16.5℃で、12時の気温は14.8℃に留まっています。

午後もこの気温の傾向は変わらず、北海道では真夏を思わせる暑さが続く予想です。旭川では予想最高気温が30℃で今年初めての真夏日になるとみています。空気は比較的乾燥しているものの、屋外で長時間過ごす場合は熱中症対策が欠かせません。

一方、関東では午後も気温がほぼ横ばいで上着が欲しくなるような寒さが続きます。急激な体感変化で体調を崩さないように気をつけてください。
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